2019年3月に屋久島へ行った時のお話。
今回は宿についてです。
前回は、屋久島への行き方について。
今回は、行ってからドコに泊まるかについてです。
宿の場所は主に2箇所
屋久島は、地図を見てもらえば分かりますが、五角形のような形をしています。
時計でいうと、12時、2時、4時、7時、9時くらいの部分を頂点にしたような形。
ちなみに空港は2時のあたりにあります。
とても小さな島で、距離的には車で3時間半くらい、実際は5時間くらいで一周回れます。
そんな島の中でも、自然に溢れた場所なので、人が住んでいるとことはとても少なく、泊まれる場所も限られています。
それが、『宮之浦(みやのうら)』と『安房(あんぼう)』の2カ所。
宮之浦は、時計でいう12時のあたり。
安房は時計でいう4時のあたり。
あとは空港の近くにも少しありますが、計画によってはあまりオススメではないかも。
それぞれ良い部分が多いと思うので、自分の計画に合わせて選ぶと良いかな、と思います。
屋久島 宮之浦
宮之浦は、屋久島の中で1番の(唯一の?)住宅地です。
島唯一の高校も、病院もここにあります。
要は、島の中では一番生活しやすいところ。
通り過ぎただけですが、明らかに家の数が多い地域でした。
家があるということは、飲食店もあって、そうすれば宿もある。
そういう場所です。
とはいえ、屋久島の中に歓楽街のような場所はありません。
あっても、スナック?クラブのようなお店がちょっとあるくらいだとか。
そもそも、そういうことをしたいのであれば屋久島以外がいいのかな。
屋久島に住む感覚を味わいながら、旅をしたいという人は宮之浦が良いかもしれません。
屋久島空港からは車で約10分。
宮之浦港からは、宿の場所にもよりますが、バスに乗ったら5〜10分でつけるはず。
安房港からは車で20〜25分ほどでつくことができます。
移動手段に合わせて、検討してみるのもいいかもしれません。
屋久島 安房
もう一つの場所は安房(あんぼう)。
屋久島で宿を探すと、宮之浦に並んで候補で出てくるのがこのエリアです。僕はここに泊まりました。
車やバスで約15〜20分ほどでしょうか。
安房は、宮之浦ほど住宅がありません。
住宅兼民宿や、小さなお店がポツポツある感じ。
自分の泊まった場所は目の前に安房港がありました。
一見不便そうに思えますが、利点は大きなスーパーが近くにあるところ。
これは意外で「あら、ちゃんと物が揃う」と思ったくらい(笑)
『ショッピングセンターばんちゃん』というお店でした。
食料品は一通り揃います。水や晩酌用のお酒もココでOK。歯ブラシやトイレットペーパー、文房具などの生活用品もそれなりに揃っているので、万が一の際は安心です。
観光案内所もあるので、レンタカーや飲食店、観光地の案内もしていただいて安心でした。
もう一つ心配なところは、夜の飲食店ですが、これは安房港から歩いて10分ほどのところに集中してお店がありました。場所でいうと「安房川」沿いです。
安房港付近では想像できないくらい、小さな居酒屋やおしゃれな雰囲気の飲食店が集中しています。
この付近にも少し泊まる場所はあるはず。
簡単に数えただけでも5、6店舗はあったので、お店選びに悩んでしまうほど。
地元のお店の方や、自分と同じように旅で来た方との会話も、屋久島での旅の醍醐味だと思います。
少し恥ずかしいかもしれないけれど、ちょっとだけ勇気を出して話しかけてみると、旅行がグッと楽しくなるはず。
空港近くのホテル
空港の近くにもいくつかホテルはあり、最初はその中のどれかに泊まるつもりでした。
理由は、「個室」で「綺麗」なところが多いから。
一般的なホテルをイメージしているのであれば、それも良いかもしれません。
帰りの飛行機が早い場合も、オススメかも。
しかし、空港に近くて綺麗なホテルがあるからといっても、近くにお店らしいお店はありません。
夜ご飯を食べるような場所も歩ける距離にはないので、夜はホテルで過ごすしかないかも。
(そもそも真っ暗だし)
「空港に近い」「綺麗」を重視するのであれば、こちらでも、という感じでしょうか。
旅のスタイルに合わせて
どうやって、屋久島まで移動するか。
どんな行程を組むか。どこに行きたいか。
屋久島以外の島へ移動するのか。
などによって泊まる場所を選ぶことが大事かな、と思います。
「地元の生活を感じたい」「船も空港も近いところがいい」
→宮之浦
「少し不便でもゆったり静かに過ごしたい」「船での移動に便利なところ」
→安房
「綺麗なホテル」「空港の近くがいい」
→空港近く
といった具合でしょうか。
僕は安房の民宿を選んで本当に正解でした。
・離島らしい落ち着いた静かな時間を過ごせる
・近くにスーパーがあって、最低限のものは買い足せる。観光案内所も便利
・夜の散歩をしながら地元の料理を楽しめる
・海が近いのでなんだか落ち着く。時間があれば海を見に行ける。
という理由です。
少し空港から距離があるのがネックでしたが、帰る時はツアーの方に空港まで送って貰えたので、コミュニケーション次第かも。船だったら逆に便利な場所ですしね。
民宿も古かったけど、決して汚いということはなく、共同のトイレやお風呂が大丈夫であれば、田舎に泊まりに来たような感覚だと思います。
それに、屋久島の夜は早い(むしろ朝がちょーーー早い)ので、周りの部屋がうるさくて眠れないということも無いはず。
一度自分の中で行程を組んでみて、それから宿の場所を選んでみるといいかもしれません^^
ちなみに、僕が泊まったのは「民宿・志保」さん。
目の前が、安房港。
歩いてすぐのところに大きいスーパー。
隣にはレンタカーと文句なしでした!
もし、贅沢に泊まるならこんなところも?
楽しみ方は人それぞれ。
ぜひ自分の旅のスタイルにあった宿を探してみてくださいね。
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