花について書くことにした。

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こんにちは。おおくぼです。

突然ですが、これから花や花屋さんのことをちょっとずつ書いていこうかな、と思ってます。

 

僕、大学時代に花屋で2年間バイトをしてたんですね。
男で学生で花屋。なかなか珍しい経験だったと思います。
なんでバイトに選んだかといえば、学生時代に珍しい経験をしたかったから、というのが一番でした

…カワイイ子と知り合えるかな、という下心もほんのちょっとだけ合ったかもしれないけど(笑)
ただ、母や祖母が植物が好きで、小さい頃から意識せずに触れていて、どこかで興味を持っていたのかも。

 

花屋は、1年の中で母の日が一番忙しくて、アルバイトも多く募集していたので、そのタイミングで一度短期のアルバイトをしました。花の知識も何もないから、とにかく掃除とかラッピング用の紙を切ったり、配送用の箱を組み立てたり。ほぼ9割裏方。たまに店頭に出た時に、最低限の商品や配送や料金の説明をしたくらい。

それでも楽しかったんですよね。
今では当たり前になったけど、オレンジ色のバラを初めて見たし、ただの草だと思っていた植物にも素敵な名前が付いていることを知りました。そして、花屋に並ぶまでにたくさんの手間や苦労があることを知って。

素敵な仕事だなって。

その前にやっていた飲食のアルバイトは時給が1,000円を越えていたけど、花屋の時給は750円。
(今じゃ信じられない。。)それでも、学生時代の遊ぶ金が欲しい時期でも、やりがいを選んで花屋でアルバイトすることに決めたんです。

短期でバイトをしていた赤坂の花屋では、長期バイトの採用はしていなかったけど、最終日にお礼と色々な想いを手紙にして渡したのを覚えています。結局そのお店では働くことはできなくて。

その後、同じチェーンの上野の店舗で長期の採用をしていたので面接を受けて。
学生で出勤できる時間も限られているし、経験が無いけれど、短期を経験したことや熱意を買ってもらえて、採用をしてもらえました。

当時の店長には今でも感謝してます。
不思議なもので、知らずに寄ったお店で働いていることが何度もありました。縁だったんですよね、きっと。

それから約2年間働いて、本当に一緒に働いて皆さんに恵まれました。
女性社会だから大変かなと思ったけど、そういうギスギスしたこともあまり無く、むしろ男だし最年少だったから、遠慮なく接していてくれていたのかもしれません。

 

そんな経験もあって、今でも花が好き。
花屋ってね、同じチェーンでも全然品揃えが違ったりするんですよ。その街、その場所にあった花やブーケの特徴が出やすいんですよね。

なぜなら花は生き物だから。
いっぺんにお店で揃えて、売れなかったらそのまま取っておくということができませんよね。
だからお店も、大切な花や植物がちゃんとその街の人たちに届くように考えて品揃えをしてるんですよね。

あと、個性が出やすいんですよね。
お店のメンバーが一人変わっただけでも、その人のセンスが反映されるので、同じ花の組み合わせでもお店によって全然見せ方が変わったりします。

だからもっと、色んな花屋を知りたいなと思い、これからは花屋とか、その花屋にこんな植物があったよ!みたいなことを教えあえたらいいなって思います。

 

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