花束の頼み方・花の選びかた

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切り花

こんにちは。大久保です。
入学・入社シーズンです。せっかくの門出は華々しくお祝いしたいもの。
ちょっと今年は、あまり大声でお祝いするのは難しそうですが、、それでも気持ちを伝えることは大切だと思います。

あまり大きいものは渡し辛いけど、気持ちの表れとして花束を渡すのもいいと思います。
みなさんは、どうやって花束をオーダーしていますか?

慣れない人は、そもそも花の買い方もわからないはず。
今回はそんな人でも不安にならないように、簡単に花束の注文の仕方を説明します。

◆参考に:僕のつくったブーケ 

これは、友人の結婚式(1.5次会)で作らせてもらいました。
季節は11月。秋の花をたくさん入れたいと思いました。
新婦のドレスが白系だったので、ブーケはたくさんの色を入れて、秋の色味をたくさん感じて欲しいと思い、作りました。形は全体的に丸く丈は短めのラウンドタイプです。

このブーケの中に、今回お伝えしたいポイントがいくつも入っています

それでは、ブーケを用意する時に抑えるポイントを実際にご紹介します。

誰に渡すか考えよう

花束は自分の主張ではなく、相手に届けるもの。それをまず忘れないといいと思います。

相手は、女性?男性?
関係は、仕事?友達?家族?
渡す場面は、職場?レストラン?おうち?
などなど、それを考えるとどんどん良いプレゼントになると思います。

職場の男性にピンクの花束をあげたら、少し恥ずかしいかも?
外出先のレストランで、あまりにも大きい花束は荷物になっちゃうかも?
などなど、少しずつ想像を働かせて。

店員さんに、どんな相手にいつ渡すかを相談するといいかなと思います。
そのときに「男性なので紙袋におさまるサイズにして欲しい」「家に持っていくので花瓶にすぐ飾れるようにしたい」などを伝えるとより良いかもしれませんね。

お花屋さんはこれまで様々なオーダーを聞いてきたプロ。
条件やシーンを伝えるとベストな提案をしてくれるはずです^^


たまに「自分のこだわり詰め込みました!」みたいなオーダーをしている人を見かけます。店員さんを捕まえて、あーでもないこーでもないって花を何回も取り換える人。ちょっと、店員さんとお花が可哀想かなあ、なんて(笑)

もちろん、相手のためにたくさん考えることは良いと思います。でも、お店にいく前に整理しておくと良いかも。
そして、お花も生き物です。必ず考えていた花がそのお店にあるとも限りません。その時お店にいるお花との出会いも何かのご縁。その縁を大切に、気持ちを伝えられるといいですね。

「色」と「サイズ」を決めればOK

僕が花屋で働いていた時にまず聞いていたのがこの2つ。

まずは色味。

「赤・ピンク系」「黄色・オレンジ系」か、を大体聞いていました。
花の種類を考えると、ほとんどがどちらかに分けられます。もちろん、赤一色、黄色一色などでも良いと思います。
しかし、赤とピンクと黄色とオレンジ、はなかなか難しくて。ごちゃごちゃしちゃうんですよね。それから、青も難しい。そもそも青いお花はほとんどないからです。
それと、オシャレなイメージがある「白・グリーン」。これは、あまりにも白ばかりだとちょっと寂しくて、お供えのようなイメージにもなってしまう場合があります。シーンにもよりますが、お祝いの時は、多少色味があった方が華やかに見えるのでオススメです。

そして大きさ

花束と言っても、人によってイメージが違います。
ウェディングブーケのように丸いものをイメージする人もいれば、発表会で渡すような大きくて長いものを想像する人もいます。

丸くて小さいものはコンパクトで紙袋にもおさまりやすいので、持って帰るのに便利です。気持ちを伝えたい、でも持ち帰る時に負担をかけたくないという時はオススメ。

長くて大きいものは、やはり目立ちます。発表会や表彰の時にはぴったり。
写真映えもしますし、一気に雰囲気が華やかになりますよね。

それぞれの良さがあるはず。ただ、やはり忘れちゃいけないのは、最初に書いた「誰に渡す」か。それを忘れてしまうと、受け取った本人の負担にもなってしまいます。もし、自分で分からない時は、条件やシーンを店員さんに相談するのが一番。

予算にも合わせて、提案してくれるはずです。

入れたい花は相談しながら

花束を注文するとなると、花を選んで〜と想像するかもしれません。
正直言うと、その必要は無いんです。ただ、贈る相手を思い浮かべて、贈るシーンを考えて、「この花かな」「こんな色味かな」というのを、お店の花を見ながら伝えるといいですね。

この人にはこの花が似合うなぁ、というのがあればバッチリ!
お花を見ながら、この雰囲気似合うなあとか、こんな色の服着てたなあ、とか。そういうきっかけでもいいと思います。
「この花は、こんなことを考えて選んだんです」って話せたら、それだけで想いは伝わりますよね。

稀に注意しなくてはいけないことも。

たまに注意しなくてはいけないことがあって。
「この花はこんなシーンでは相応しくない」というものが稀にあったりします。

例えば、病院へのお見舞いには「赤い花」は相応しく無いと言われています。理由は、血を連想させるから。また鉢植えもNG。根がついてる=「寝付く」という意味合いで退院が長引くと言われているからなんですね。

花を贈る時は、「相手」のことも考えつつ、「それを見ている周りの人」のことも少し意識するといいと思います。
自分と相手の中では良いかもしれないけど、外から見たら「あの人たち何も分かってないのね。。」と思われてしまうと非常に勿体無いので。
周りのみんなも幸せに楽しくなれるのが一番ですよね!

時間に余裕をもっておこう

花屋の店員さんは、ある種、職人です。
一人ひとりのオーダーを聞いて、それにあった花束を作ります。つまり、オーダーを聞くことも、実際に花を選んで、花を組んで、それからラッピングをする過程がそれぞれ違います。

意外かもしれませんが、お店に着いてからスムーズにいったとしても3,000〜5,000円の花束であれば20分ほどかかると考えた方が安心でしょう。もちろん、お店が混んでいることもあるはずなので、30分もしくはオーダーを聞かれるまで時間がかかれば、それ以上かかることだってあり得ます。

心配な時は事前に注文し、当日は受け取るだけ。
どうしても、その日の花を目で見て選びたい時は、30分近く余裕を持ってお店を訪れると良いと思います。

みんなが笑顔でお花を受け渡しできますように。

 

 

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